2022年 秋のインコントロ「珠玉のイタリア音楽とスペシャルディナー」

日時: 2022年11月2日(水) 18:30~

場所: リーガロイヤルホテル(大阪)2階 ダイヤモンドルーム

協賛:サントリーホールディングス株式会社

 

大阪日伊協会2022年秋のインコントロをリーガロイヤルホテル(大阪)ダイヤモンドルームで開催いたしました。

 

第1部は芸術の秋。楽曲、演奏ともにオール・イタリアンの演奏会です。
兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバーのイタリア人演奏家、フルートのフランチェスカ・ブルーノさん、クラリネットのフルヴィオ・カプラさんに演奏をご披露いただきました。

司会の藤崎健一郎ABCテレビアナウンサーの紹介により、まずは皆様よくご存知の「フニクリ・フニクラ」から演奏会が始まりました。

 

演奏曲目:
ルイージ・デンツァ:フニクリ・フニクラ
ジュゼッペ・ヴェルディ:「リゴレット」より“みんなが喜び、お祭り騒ぎ” “女心の歌”
ジャコモ・プッチーニ:
 「ジャンニ・スキッキより“私のお父さん”
 「ラ・ボエーム」より“ムゼッタのワルツ”
 「マノン・レスコー」より“なんという美人”
フルヴィオ・カプラ:Sakura Variations
ルイージ・バッシ:「椿姫」による幻想小曲 No.2
~アンコール~ ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ

「Sakura Variations」は、今回の大阪日伊協会のインコントロのために出演者でもあるカプラさんが作曲してくださった新作です。「さくら」のメロディをモチーフにした変奏曲は、聴衆の心を捉える素晴らしい作品でした。

 

珠玉のイタリア音楽により盛り上がった演奏会に続いて、第2部は食欲の秋を満喫していただくスペシャルディナーです。

ディナーの前に、会長の沖中進よりご挨拶をさせていただきました。

8月24日に予定していたスローフードをテーマにした夏のインコントロがコロナの影響で急遽中止となり、今回ようやくインコントロが実施の運びとなったこと。また、今回のインコントロに素晴らしい演奏を聞かせて頂いたお二人が所属している兵庫芸術文化センター管弦楽団は、阪神淡路大震災の復興のシンボルとして2005年に設立され、佐渡裕さんが芸術監督を務められている兵庫県立芸術文化センターの専属オーケストラであり、世界で活躍する若手演奏家を輩出するアカデミーの要素を持つ団体であること。そして、今日の演奏者も一緒にテーブルに着いて楽しくお話をしていただきながら、リーガロイヤルホテルさんの美味しいイタリア料理を堪能していただきたいとのことでした。

 

会長の挨拶の後は、プロセッコでの乾杯です。

プロセッコは、サントリーホールディングス株式会社様ご協賛の「ヴィッラサンディ プロセッコDOCトレヴィーゾ “イル フレスコ”です。
作り手のヴィッラサンディは、1622からの歴史を持ちナポレオンも立ち寄ったという歴史的な邸宅を本拠地に、世界で最も美しいワイナリー100選に選ばれたプロセッコの名門です。

“il fresco” の名前の通り、フレッシュな味わいを楽しめるプロセッコでした。

 

乾杯はマルコ・プレンチペ在大阪イタリア総領事です。
(通訳は総領事補佐官・経済商務官の中谷陽子さん)

コロナによる不自由な期間からようやく抜け出そうとする今、出席者が一堂に会して、イタリアと日本の間の友情関係を確認しあえるのは、本当に大切な機会です。
フランチェスカ・ブルーノさん、フルヴィオ・カプラさんには、プッチーニとヴェルディの素晴らしい音色で感動させてくださいました。イタリアの旋律を聞くと、いつでも心を揺さぶられる思いがいたします。
2021年7月の着任以来、有難いことに、ほぼ毎日のように日本の方々から、イタリアの文化、芸術、ものづくりの伝統を高く評価してくださる日々を送っております。とりわけ関西の皆様はイタリアを愛してくださっているように感じます。大阪日伊協会がイタリアを応援してくださることにお礼を申し上げたいと思います。
本日は皆様方と一緒に楽しませていただきます。

 

乾杯の後は、いよいよスペシャルディナーです。
リーガロイヤルホテル宴会副料理長 根来隆夫さんにお料理の説明をいただきながら、この季節ならではのイタリア各地のお料理を、楽しく歓談しながらご賞味いただきました。

メニュー:
スモークサーモンとパンツァネッラサラダ
かぼちゃのニョッキ ベーコンとサルビアの香り
海の幸のカチュッコ リボルノ風
ゆっくり火を通したマロンポーク バルサミコビネガーとオニオン、きのこをちらして
ヘーゼルナッツのセミフレッド ベリー添え アングレーズソース

根来副料理長がイタリアで料理研修をされた中から、イタリア各地の美味しいお料理を集めた特別なメニューです。
メインのマロンポークは、半年間滞在されたエミリアロマーニャ州パルマの店の名物料理で、ランブルスコをソースに使用した思い出の一品とのことでした。

     

各テーブルとも、出席者とブルーノさんやカプラさんとの話に花が咲き、あっという間にお開きの時間となりました。

 

次回は2023年2月、オリーブオイルの講習会&お食事会の予定です。
多くの皆様にお目にかかれますことを楽しみにしています。

 

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