第7回 インコントロ 講演会・演奏会・夕食会
「シチリアの魅力を探る ~地中海の十字路~」

日時:2017年7月21日(金)

会場:中之島フェスティバルタワー(大阪市北区中之島2-3-18)

●講演会
 時間:16:30~17:30
 会場:アサコムホール
 講演:林 茂(はやし しげる)さん
    [ソロイタリア社長]

●演奏会
 時間:17:30~18:00
 会場:アサコムホール
 演奏:ファビオ・バルバガッロ さん
    [ギター]

●夕食会
 時間:18:20~20:10
 会場:ラ・フェットひらまつ ガーデンラウンジ

主催:大阪日伊協会

共催:イタリア文化会館-大阪

協賛:アサヒビール(株)
   サントリーホールディングス(株)
   ※五十音順

 

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「第7回インコントロ 講演会・演奏会・夕食会」が7月21日、「シチリアの魅力を探る」をテーマに、大阪市北区の中之島フェスティバルタワーで開かれました。

前半の講演会・演奏会には、日伊協会会員のほか、共催のイタリア文化会館‐大阪の会員も含めて約100人が参加しました。

開会に先立ち、イタリア文化会館のステファノ・フォッサーティ館長があいさつ。今回の催しは、シチリアの文化やワイン・食品などの情報を発信する「シチリア フュージョン」の一環として実施することが紹介されました。

講演会の講師は、永年にわたって日本とイタリアの食文化の交流に携わってきた林茂氏。林氏はイタリアに通算14年間駐在した経験を持ち、日本人として初めてイタリアソムリエ協会からソムリエに認定された方です。

林氏とイタリアとの出合いは、大学卒業後に入社したサントリーで、たまたまイタリア赴任の辞令が出たから、とのこと。しかし、それがきっかけとなって、35年にわたるイタリアとの関わりが生まれたわけです。

講演で林氏は、シチリアの美しい画像を大型モニターに映しながら話を進めました。トラパニの塩田、伝統のマグロ漁、そして、特産のイチヂク、サボテン、アーモンド、ブラッドオレンジといった食材。さらには、ブルスケッタ、カポナータ、羊乳のリコッタチーズなどシチリア発祥の料理と、近年実力が認められてきたシチリアワインについて、わかりやすく説明し、メモを取りながら聞く参加者の姿も多く見られました。

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演奏会は、シチリア出身のギタリスト、ファビオ・バルバガッロ氏が、ルネサンス期の音楽やシチリアの舞曲、ナポリ民謡「オー・ソレ・ミオ」などを披露。繊細なギターの音色に一同、聞き惚れました。

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会場を37階の「ラ・フェット ひらまつ ガーデンラウンジ」に移しての夕食会では、6月23日付で新会長となった小倉一彦・朝日新聞社取締役大阪本社代表があいさつし、マルコ・ロンバルディ在大阪イタリア総領事の乾杯でスタートしました。

メニューには、林氏の講演にも登場したカポナータなどシチリア発祥の料理やデザートも並び、参加した皆さんはイタリアワインとともに楽しんでいました。

会場にはあちこちに談笑の輪ができ、記念撮影をする方も多く見られ、名残を惜しみながらのお開きとなりました。

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