第2回インコントロ 音楽会・夕食会 ~ソプラノ歌手 辰巳真理恵さんを囲む夕べ~

日時:2016年7月22日(金)  開場18:15 開演18:45 終了21:15

会場:中之島フェスティバルタワー37階「ガーデンラウンジ」

公演:辰巳 真理恵(たつみ まりえ)さん
   [ソプラノ歌手]

主催:大阪日伊協会

協賛:アサヒビール(株)

 

 「ソプラノ歌手辰巳真理恵さんを囲む夕べ」が、7月22日午後6時45分から大阪・中之島の中之島フェスティバルタワー37階「ガーデンラウンジ」で開かれました。
今回は第2回の「インコントロ 音楽会・夕食会」。
「大阪日伊協会創立60周年記念」と銘打って、新進のソプラノ歌手辰巳真理恵さんをお招きしたところ、100人を超える聴衆が集まりました。
辰巳さんには、吉田彩さんのピアノ伴奏のもと、夕暮れから宵闇に変わる夜景をバックにアンコールを含む12曲を披露していただきました。

真理恵さんステファノさん辰巳真理恵さんとイタリア文化会館大阪館長のステファノ・フォッサーティさん(右)。
真理恵さんの歌を聴いたフォッサーティさんは「ベニッシモ(最高)」と感嘆=中之島フェスティバルタワーのガーデンラウンジ

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 音楽会のあとは、後藤尚雄会長が「マリア・カラスを彷彿とさせる歌声に感動しました」と辰巳さんを讃え、「サルーテ」の発声で歓談が始まりました。
会場のあちこちで辰巳さんを囲む輪ができ、にぎやかな夕食会となりました。
最後に、今年新たに顧問に就任したイタリア文化会館大阪の館長 ステファノ・フォッサーティ氏が「イタリア文化会館と大阪日伊協会は、今後ますます連携を深めていきましょう」と中締めのあいさつをし、盛況のうちに閉会となりました。

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 昨年、辰巳真理恵さんを取材し、朝日新聞で紹介したことがある朝日新聞大阪本社生活文化部記者の谷辺晃子さんも音楽会に同席し、感想を寄せてくれました。

 ソプラノ歌手辰巳真理恵さんの澄んだ歌声が、大阪・中之島のフェスティバルタワー最上階に響き渡った。
7月22日夜の音楽会・夕食会は、おかげさまで満員御礼。
100人を超す来場者が、オペラの名アリアなど11曲とアンコールを堪能した。

 淡いピンク色のドレスに身を包んだ辰巳さんは、華やかそのもの。
顔も小さくて華奢ながら、ドラマティックで表現力豊かな歌声に驚かされた。

 ヘンデルのオペラ「リナルド」より第2幕の有名なアリア「私を泣かせてください」は、しっとりと麗しく。
宝塚歌劇でおなじみの「すみれの花咲く頃」は、テーブルの間を歩きながら伸びやかな歌声を高い天井に響かせた。
声量もつややかさも時間がたつにつれて絶好調。
最後に歌ったオペラ「リゴレット」のアリア「慕わしい人の名は」は、この日一番の完成度だったのでは。
「もっと聴かせて」と誰もが思ったに違いない。

 選曲は光るし、歌い終わるたびに、ピアニストの吉田彩さんをさりげなく紹介するしぐさがまたすてきなのだ。
緊張しながらも懸命に話すトークも好感度が高く、研修中のイタリア北部のマントバの話には聴き入ってしまった。

 辰巳さんのお父様は俳優の辰巳琢郎さん。
この日、琢郎さんが客席から温かく、また心配そうに(?)見守っていたのが印象的だった。
さらに紹介されて登壇すると、「クラシックは本当にお金がかかる」と本音をぽろり。
なんだかぐっと親近感の増した一言だった。

 気がつけば、いつの間にか日は暮れてステージ後方のガラス越しに大阪の夜景が広がっていた。
「ラ・フェットひらまつ」のお料理もスイーツももちろんおいしかったけれど、なによりも辰巳さんの歌声に胸躍らせ、癒やされた一夜だった。

(朝日新聞大阪本社生活文化部記者 谷辺 晃子)

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